アレルギー除去食を医師から指導されたら?

~アレルギー除去食とは身体に合うものを!~

医師から除去食を指導されたらどうするの?アレルギー除去食とは身体に合うものを選択すること。除去について正しく知って不安なことは医師にきちんと伝え、何を目安に食品を選択するのか考えていきましょう!

~除去食とは身体に合うものを選択すること~

食物日誌や血液検査の結果などから、身体に著しく合わない食べ物が判明すると、主治医は原因となる食べ物の除去を指示します。つまり、アレルゲンを取り除いて症状の改善を図ろうとするのです。食物アレルギーの専門医は、除去を指示するとき、同時に身体に合う食べ物を選び、除去した食べ物に代わる栄養を補うように指導してくれます。除去食というと「食べられない」というマイナスのイメージが強いようですが、食べられるものを「選択」して食べるというのが、除去食の本来の姿です。選択というところに+のイメージを感じませんか?

~何を目安に食品を選択するか?~

食品を選択する際に、目安としてよく使われるのが、下の表の「東京医大式食物抗原強弱表」というものです。これは、食べ物を抗原度①から③に、さらに「注意したほうがよいもの」「医師の指示で試すもの」の5段階に分けたものです。抗原度①は一般的に抗原(アレルゲン)となりにくいもので、順に抗原度が上がっていきます。たとえば、白米を除去する場合、代わりに何を選択するかを決める時に、まずは抗原度①の食品の中から選んでみます。そして、徐々に抗原度の高い食品へと広げていって食べられるものを増やしていきます。この表を使うと、除去する食品の代わりに、それよりももっと抗原になりやすい食品を選んでしまい、症状が悪化してしまったというような失敗を、ある程度防ぐことができます。また、この表を見ると、食品の種類の多さにびっくりさせられます。除去食だから何も食べられないのではなく、選択の幅はけっこう広いのです。なお、この表は絶対的な基準ではありません。人によっては、抗原度の低いものに反応し、それより抗原度の高いものは大丈夫ということもあります。あくまでも、目安として使いましょう。

~除去について正しく知る~

アレルゲン除去を指示された人からの電話相談が、アトピッ子地球の子ネットワークにたくさん寄せられています。その多くは、除去の徹底イコール「栄養失調」とか「食べるものが何もない」ということを頭に描き、不安になってしまったというものです。どうやら不安の大部分は、正しい知識や情報を持っていないときに、ムクムクと頭をもたげてくるようです。そんな時、アトピッ子地球の子ネットワークでは、
・動物性タンパク質をとらなくなったら、ほかのタンパク質を補う。
・穀類、野菜などの調理の素材の種類を増やし、調理の幅を広げる。
などの対処法を伝えたり、アレルギー用の食材を販売しているところや、有機農産物の販売店や販売ネットワークなどを紹介しています。また、除去食イコール微量混入もダメというイメージもかなり定着してしまい、極度に神経質になっている人もいますが、これも間違った情報です。微量混入もダメというのは、ほんのわずかなアレルゲンに対しても反応してしまうようなケースのことです。このようなケースでは、フライパンやまな板、包丁、さい箸まで、アレルゲンにふれたことのあるものは、かなりよく洗わないかぎり、すべて使用できなくなります。微量混入まで徹底する時期を経て、多くの人は、豊かな選択食を実現しています。また、一人の人でも、ある食物は徹底除去、ほかの食物は微量混入までは心配しなくてもよいという場合もあります。どうか聞きかじりの知識で除去食を規定するのは避けてください。

~不安なことは医師にきちんと伝える~

除去食を進めるうえで不安が生じたら、ぜひ、そのことを医師にきちんと伝え、自分自身が納得できるまでじっくり話し合ってみてください。「忙しそうで申し訳ない」とか「とにかくやりなさいと言われて、何も言えなかった」という場合もあるかと思います。でも、自分や子供の生命、生き方、暮らし方にかかわる大事なことです。遠慮せず、あきらめないで医師に伝えましょう。このような患者側の姿勢が、アトピーのような慢性疾患と上手に付き合うために非常に重要です。


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