アレルギー発症原因の食品添加物とは?

~食品添加物の問題点とは?~

アレルギー発症原因の食品添加物の問題点とは何かを解説しています。主な食品添加物の種類や食品添加物がアレルギー発症の直接原因となったり、1つ1つは微量でもトータルすると多量になり体内蓄積によって免疫バランスを阻害されたりするんです。

~主な食品添加物の種類「合成添加物」と「天然添加物」~

合成添加物
【自然界に存在しないもの】
ソルビン酸、安息香酸、OPP、TBZ、BHA、臭素酸カリウム、タール色素(タートラジン)、過酸化水素など
※保存料、防カビ剤、殺菌料、発色剤、酸化防止剤、漂白剤、甘味料のほとんどはここに入る
【自然界に存在するものをまねて、化学合成したもので食品中に存在するもの】
ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、L-グルタミン酸ナトリウム、5'-イノシン酸ナトリウム、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、炭酸カルシウム、ソルビットなど
【自然界に存在するものをまねて、化学合成したもので食品中に存在しないもの】
ミョウバン、コハク酸、二酸化チタン、など
天然添加物
コチニール色素、ラック色素、クチナシ色素、ベニバナ色素、カラメル色素、パプリカ色素、カラギーナン、キサンタンガム、グァーガム、キトサン、しらこたん白、など

~アレルギー発症の直接原因になる~

食品添加物はたくさんの種類が開発され、主に加工食品の品質保持のために使われています。アレルギーの原因としてよく知られているのは、タートラジンなどを使用した着色料で、じんましんやぜんそく発作、かゆみの原因などになることがあるようです。そのほかにわりとはっきり症状に結びつくものとして、ドレッシングやお酒に使われる保存料、しらす干しや漬物につかわれる漂白剤などがあげられますが、ほかにもたくさんあると思います。上の主な食品添加物の種類「合成添加物」と「天然添加物」でいうと、「自然界にまったく存在しない合成添加物」に危険性の高いものが多く、これらには注意をはらうようにしたいものです。

~1つ1つは微量でもトータルすると多量に~

食品添加物の中には、もともと化学毒性を持つものがあり、使用料や摂取量が決められています。たいていの場合は、ごく微量に添加されているので、食べても問題なしといわれています。つまり、発ガン性や催奇形性(妊婦が摂取するとおなかの中の赤ちゃんの器官形成に悪影響を及ぼすもの)があるとしても、量が微量だから大丈夫だとされているのです。ところが、いまや食品添加物はあらゆるものに使われているため、1つ1つは微量でも総体を見ると結果的には相当な量を体内に取り込んでいるはずです。したがって、微量だから大丈夫という考え方は楽観的すぎるようです。

~体内蓄積によって免疫バランスを阻害~

食品添加物は、もともとは本来の食べ物の中に存在しないような物質を化学的に合成して作ったものです。消化したり排泄(はいせつ)したりという、人間の身体の自然の営みで処理するには限界があるのです。限界を超えたものは、体内に蓄積されます。処理をするにしても、しきれないにしても、身体の免疫システムはフル回転で働きますから、大量に処理するうちには免疫システムそのもののバランスが崩れてしまします。

~インフォメーション~

↑ PAGE TOP